オーケーソニック（2021年生、母サイレントソニック）

オーケーソニック（2021年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「馬主イニシャル+超音速、母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のCalifornia Chrome（当時10歳）と交配したサイレントソニックが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、小野建によって1,265万円で落札された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月17日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のメイクデビュー函館（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は392kg。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

8月20日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山琉人騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で横山琉人騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアスプリージャを上がり3位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2024年）

3月31日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横山琉人騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

5月12日、中5週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山琉人騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

11月17日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた7戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

4歳（2025年）

1月11日、中7週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山琉人騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

2月20日、中5週で迎えた9戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、塚本征吾騎手生誕記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヴァリアービレに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般B9 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のボワエトワールに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。