タイセイジャスミン（2011年生、母スカーレットオハラ）

タイセイジャスミン（2011年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時14歳）と交配したスカーレットオハラが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって336万円で落札された。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

6月8日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月29日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

11月3日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

3歳（2014年）

5月10日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

8月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小牧太騎手（4戦0勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。