ケイツールナ（2013年生、母アドマイヤディア）

ケイツールナ（2013年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ローマ神話の月の女神」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時16歳）と交配したアドマイヤディアが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山田昇史。戦績は、中央平地7戦0勝、地方9戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田昇史から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、楠本勝美によって129.6万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月31日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

3月12日、中5週で迎えた2戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

7月23日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた8戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

10月9日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、一般C2十三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、エンパイアフリートに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2九（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、エイトレンジャーズに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2九（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったノボドラゴに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で沖静男騎手（7戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、デルヴォーにクビ差交わされて2着に甘んじた。