リワードプロキオン（2016年生、母リワードルシアン）

リワードプロキオン（2016年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋こいぬ座で最も明るい恒星」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルデバランⅡ（当時18歳）と交配したリワードルシアンが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は有限会社リワード。主な勝ち鞍は2020年の一般C3。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

11月3日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

3歳（2019年）

2月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

4月20日、中7週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた5戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったジョーノベリスタに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のトウカイソフィアをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

7月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったヒョットシテに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた8戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート800m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったトウカイソフィアに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月25日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた12戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

10月12日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、浦和・船橋・大井・川崎・高知ジョッキーズ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 16（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた15戦目は、キリンビバックス特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた16戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシャーロットリンをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

12月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

4歳（2020年）

2月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg減らして迎えた18戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のオルエンをクビ差振り切って3勝目を獲得した。

3月23日、中3週で迎えた19戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C3（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた20戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2十十一十二（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

5月27日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2七八九（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月12日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。