キョクイチカムカム（2003年生、母ウインシーザー）

キョクイチカムカム（2003年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋来い来い」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時14歳）と交配したウインシーザーが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は谷山和喜。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷山和喜から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

高橋俊之厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2005年）

8月9日、デビュー戦は末田秀行騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルーグロリアに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2006年）

5月28日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

7月8日、中5週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤聖也騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

8月27日、中6週で迎えた4戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた5戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

9月26日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

10月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で半澤慶実騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

11月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で半澤慶実騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で半澤慶実騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で半澤慶実騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で半澤慶実騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。