フリーダムガール（2001年生、母Silence of Night）

フリーダムガール（2001年2月18日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「自由な娘」。毛色は栗毛。種牡馬のボストンハーバー（当時7歳）と交配したSilence of Nightが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地11戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

12月27日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、ダイワフェニックスに半馬身交わされて2着に敗北した。

3歳（2004年）

2月21日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のアポロゼロスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月14日、約9か月の休み明けで迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、リーサムウェポンに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

12月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、ジーティーピーチに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい13着に敗れた。

4歳（2005年）

5月15日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月29日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の小野川湖特別（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

12月24日、中5週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

5歳（2006年）

10月22日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下の相馬特別（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

12月3日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。