ドリームレディ（2007年生、母ボストンタイム）

ドリームレディ（2007年6月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母母名の一部＋母母母名の一部」。毛色は青毛。種牡馬のロージズインメイ（当時7歳）と交配したボストンタイムが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の一般C2七八。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

11月21日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、4着に入った。

12月13日、中2週で迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

3歳（2010年）

1月9日、中3週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

5月30日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

10月2日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

10月26日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、アドマイヤジャパン賞（門別ダート1800m 雪/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月9日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、プリミエールに交わされて1馬身半差の2着となった。

4歳（2011年）

1月2日、中7週で馬体重を前走からさらに15kg減らして迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るドリームカウボーイを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた11戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のスズガモ賞（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

8月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた12戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したスーパーレディーにアタマ差届かず2着に惜敗した。

10月17日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中力騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中力騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。