ラプトレックス（2015年生、母レックスレイノス）

ラプトレックス（2015年3月2日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「ティラノサウルス科の恐竜の一種。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時14歳）と交配したレックスレイノスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

11月25日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったサンラモンバレーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月16日、中2週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3歳（2018年）

3月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に敗れた。

6月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず14着に終わった。

8月25日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

10月13日、中6週で迎えた9戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はヒラボクレジェンドと並んで2着同着となった。

10月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、ウツボの唐揚げ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したコウエイスーシェフを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた12戦目は、いごっそう特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2019年）

1月22日、中7週で迎えた13戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、スイセン特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったダマデノーチェに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。