ファインキック（2023年生、母ザオリハート）

ファインキック（2023年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴルトマイスター（当時7歳）と交配したザオリハートが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は若林順一。2025年のターフチャレンジ2に勝利した他、2025年のウィナーズチャレンジ6で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2025年）

5月14日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したグリーゼを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月12日、中3週で迎えた2戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクセスビービーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのレバンガ北海道新シーズン期待特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のブルーメンガルテンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのサッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦2勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

9月17日、中5週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ6（門別ダート1200m 曇/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた7戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのネクストスター門別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

11月3日、中4週で迎えた8戦目は、2歳オープンの北海道スプリント（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は石川倭騎手（5戦2勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、5着に終わった。