ランドコスモス（1987年生、母サワルビー）

Land Cosmos

1987.03.03

ランドコスモス（1987年3月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイテエム（当時18歳）と交配したサワルビーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本 俊博。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

7月28日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月30日、中3週で迎えた5戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマリエを猛烈な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

10月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の土湯特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の会津特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた8戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1000m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

4歳（1991年）

4月28日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。