ワンダフルチョイス（1988年生、母パリスチヨイス）

ワンダフルチョイス（1988年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデイクタス（当時21歳）と交配したパリスチヨイスが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝、地方21戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

布施正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

12月1日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3歳（1991年）

1月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサダマーサーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた8戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のはなみずき賞（京都芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4歳（1992年）

5月16日、約12か月半の休養明けで迎えた10戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた11戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

8月9日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月4日、中7週で迎えた13戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月11日、連闘で迎えた14戦目は、四宮幸志騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月5日、中4週で迎えた16戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、中0週で迎えた17戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォースシクレノンから2馬身差の2着となった。

5歳（1993年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月26日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた19戦目は、別府真司騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた21戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月30日、中3週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた22戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のバンリテイオーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

4月20日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた23戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西内忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた25戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C5-5（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月22日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C5-7（高知ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーバンダルに1馬身半の差をつけて制した。

7月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月26日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた29戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中守騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた31戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西内忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた32戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。