タミオスター（2019年生、母ハリウッドローズ）

タミオスター（2019年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より+本馬の白い星より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時6歳）と交配したハリウッドローズが21歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月1日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り雨/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月5日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエルゲルージに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（2023年）

1月28日、約17か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

4月30日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝2000m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた5戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの二王子特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

5歳（2024年）

3月16日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレッドロスタムに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

5月12日、中5週で迎えた8戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスのテレ玉杯（東京芝1600m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月25日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラスの葉山特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。