ナイキグロ（2019年生、母マイネエスポワール）

ナイキグロ（2019年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「内記黒。戦国武将、長宗我部元親の芦毛馬」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時10歳）と交配したマイネエスポワールが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2023年の羽雫!長生きしてね!(一般C34)。

経歴

デビュー前

深山雅史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

11月7日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3歳（2022年）

3月27日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、6着に入り込んだ。

4月24日、中2週で迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 小雨/良）に出走。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

7月2日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた6戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた7戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

2022年8月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月30日、中5週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた8戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の後垣内紀行退職記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C31（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C30（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C31（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、祝!奈々海☆久留海記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月5日、中1週で迎えた13戦目は、祝!野中悠太郎結婚記念（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったアイファーフローラに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4歳（2023年）

1月1日、中1週で迎えた15戦目は、C34組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた16戦目は、羽雫!長生きしてね!（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で柿原翔騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪脚を炸裂させて、最後は2着のミツカネラブリーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた17戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた20戦目は、諏訪友洋生誕記念賞ギョギョ杯（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（11戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた21戦目は、☆祝☆まことの三十路記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（12戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた22戦目は、祝!☆小那海ちゃん誕生日記念☆（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（13戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたキタノフェスタ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月20日、中0週で迎えた23戦目は、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。