マルノヤマブキ（2000年生、母アーリアンエクセル）

マルノヤマブキ（2000年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋山吹色」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアダブリン（当時9歳）と交配したアーリアンエクセルが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）塚尾牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

12月7日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

3歳（2003年）

8月17日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

9月30日、中5週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた3戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

10月13日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C8-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーヨドボーイに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上C5-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたナンカイスピード決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキングフェイスに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。