ニホンピロシルバー（1987年生、母フジノアオバ）

Nihonpillow Silver

1987.03.02

ニホンピロシルバー（1987年3月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時13歳）と交配したフジノアオバが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松山 良太郎。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

12月3日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（1990年）

3月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

4月29日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた5戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。