ヤマノキュウコウ（1995年生、母ニツシヨウパール）

ヤマノキュウコウ（1995年3月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のミュージックタイム（当時8歳）と交配したニツシヨウパールが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は長手昇。戦績は、地方16戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年のマルチベスト特別。

経歴

デビュー前

岡田一男厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1997年）

11月6日、デビュー戦は鵜沼和永騎手を鞍上に据えて、馬体重は473kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた2戦目は、橋尚也騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタージャバに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鵜沼和永騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトグローブから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（1998年）

1月14日、中2週で迎えた4戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチマッチ特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月20日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスフジに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のマルチベスト特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンツパラダイスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の若竹特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の織り姫特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイヤブリッジからハナ差の2着に甘んじた。

7月13日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦のエクセレント特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月11日、中8週で迎えた10戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のギネスブックに1馬身の差をつけて4勝目を収める

10月19日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の秋嶺特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（8戦3勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。14着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた13戦目は、チドリ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で見沢譲治騎手（9戦3勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた14戦目は、冬日和特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で見沢譲治騎手（10戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた15戦目は、千秋楽特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で見沢譲治騎手（11戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1999年）

1月14日、中1週で迎えた16戦目は、福寿草特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で見沢譲治騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。