リバースモード（2002年生、母クイーンモード）

リバースモード（2002年3月9日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「復活の気配」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のFusaichi Pegasus（当時5歳）と交配したクイーンモードが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地17戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上1000万下。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、臼田浩義によって8,925万円で落札された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

4月10日、デビュー戦はG.ボス騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のキングペトリュスに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5歳（2007年）

3月18日、約23か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き14着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたフレンチウォリアー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

5月5日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のメンバーズボンドに3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月26日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のメジロラルゴに5馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月16日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上1600万下の北総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（3戦2勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7歳（2009年）

2月21日、約14か月半の休み明けで迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の白嶺ステークス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上1600万下のスピカステークス（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた9戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の常総ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の卯月ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉田隼人騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた11戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の晩春ステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。17頭立ての15番人気で大外17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のむらさき賞（東京芝1800m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

10月31日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、3歳以上1600万下の紅葉ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り17着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1600万下のノベンバーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた15戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のウェルカムステークス（東京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上1600万下の美浦ステークス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

8歳（2010年）

2月7日、中7週で迎えた17戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の早春ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったコロンバスサークルにねじ伏せられてクビ差の2着となった。