オーロラフブキ（1991年生、母レイズアンアイヴア）

オーロラフブキ（1991年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時11歳）と交配したレイズアンアイヴアが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）福田牧場。戦績は、中央平地16戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

田中和夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

2月26日、デビュー戦は佐藤照雄騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月2日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤照雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤照雄騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

6月11日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤照雄騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたウェディングアロー決め手に屈してクビ差の2着となった。

7月16日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で佐藤照雄騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で佐藤照雄騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のアースライトをハナ差振り切って初白星を挙げた。

9月17日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤照雄騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のクリセーラに3馬身半の差をつけて制した。

10月29日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤照雄騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤照雄騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4歳（1995年）

1月8日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤照雄騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤照雄騎手（10戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鎌ケ谷特別（中山ダート1800m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐藤照雄騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（中山芝1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤照雄騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた16戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の千葉日報杯（中山芝1200m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず14着に終わった。