デルマエルフ（2019年生、母オフジオールドブロック）
Derma Elf
2019.04.29
デルマエルフ（2019年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ゲルマン神話に起源をもつ妖精」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時18歳）と交配したオフジオールドブロックが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2022年の一般C23。
経歴
デビュー前
鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2022年）
1月8日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。
5月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚が止まってしまい17着に終わった。
6月11日、中2週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。
8月20日、中9週で迎えた4戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。
2022年8月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
10月24日、中8週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
11月8日、中1週で迎えた6戦目は、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。
11月23日、中1週で迎えた7戦目は、すうさん記念（名古屋ダート920m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。
12月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアスターデカゴンを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
デビュー前
藤ヶ崎一男厩舎（愛知）へ入厩。
1月4日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、祝通算1100勝第3回宮下瞳杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。
4歳（2023年）
1月18日、中5週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた9戦目は、乙川特別（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
2月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオリビアバローズに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
2月17日、中1週で迎えた11戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。
3月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。
3月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。
3月30日、中1週で迎えた14戦目は、☆祝☆ 克樹・悠 結婚記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のギンチヨヒメを3/4馬身振り切って3勝目を手に入れた。
4月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。
4月21日、連闘で迎えた16戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。
7月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。
8月9日、中3週で迎えた18戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、名古屋モーニングフィーバー18（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。
8月23日、中1週で迎えた19戦目は、名古屋モーニングフィーバー22（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のシルヴァリリーヴスに5馬身の差をつけて優勝
9月8日、中1週で迎えた20戦目は、鳴沢の滝特別（名古屋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。
9月22日、中1週で迎えた21戦目は、不二春樹誕生記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。
10月6日、中1週で迎えた22戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、祝★おかえり神ちゃん頑張れよ（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。