ポーラバイオ（2013年生、母グリームバイオ）

ポーラバイオ（2013年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「夏服地の一種（皮膚が薄く放熱が良いことから）＋冠名」。毛色は芦毛。種牡馬のワークフォース（当時6歳）と交配したグリームバイオが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月24日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着を確保した。

2月6日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

4月9日、中8週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

7月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

8月13日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

9月30日、中6週で迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったタケデンローズに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月19日、中2週で迎えた7戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。