セキトバ（2017年生、母ラブインザミスト）

Sekitoba

2017.03.08

セキトバ（2017年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「『三国志』に登場する馬」。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時12歳）と交配したラブインザミストが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は三好牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C25。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

3月1日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

5月10日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい18着に終わった。

2020年6月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月5日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、和歌さん起業激励記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森島貴之騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のルミエールイリゼをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月15日、中3週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた10戦目は、濁河賞（笠松ダート1600m 雪/良）に出走。鞍上は7戦連続で森島貴之騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森島貴之騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたフクジュ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4歳（2021年）

1月6日、連闘で迎えた12戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森島貴之騎手（8戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のクリノカッチャンに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2021年2月12日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。