キタサンガイセン（2006年生、母ダンジグダンザグ）

Kitasan Gaisen

2006.03.18

キタサンガイセン（2006年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋凱旋」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時11歳）と交配したダンジグダンザグが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地5戦2勝。主な勝ち鞍は2009年のビオラ賞(500万下)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、富田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、富田牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、大野商事によって2,310万円で落札された。

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月20日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は498kg。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキングストリートを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2009年）

1月10日、中2週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のビオラ賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のラヴィンライフをアタマ差振り切って優勝

2月15日、中4週で迎えた3戦目は、3歳G3のきさらぎ賞（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は安藤勝己騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3月22日、中4週で迎えた4戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

5月9日、中6週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、6着に終わった。