シャンクシー（1992年生、母Rich and Riotous）

シャンクシー（1992年4月24日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のZilzal（当時6歳）と交配したRich and Riotousが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、海外17戦5勝。1995年のムーラン・ド・ロンシャン賞(仏・G1)で2着に入った他、1995年のロンポワン賞(仏・G2)に勝利するなど、重賞2勝を挙げた。

経歴

2歳（1994年）

11月11日、O.ペリエ騎手を鞍上に据えて、4頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のCollectaをクビ差制して初白星を挙げた。

3歳（1995年）

3月31日、鞍上は2戦連続でO.ペリエ騎手（1戦1勝）。5頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のPalafairiaに4馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

4月23日、3歳G3のグロット賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でO.ペリエ騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったMatiaraからクビ差の2着に甘んじた。

5月14日、牝馬限定3歳G1のプール・デッセ・デ・プーリッシュ（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続でO.ペリエ騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のディアヌ賞（フランス・シャンティイ芝2100m）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月30日、D.ブフ騎手を鞍上に迎えて、G2のアスタルテ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったSmolenskから半馬身差の2着に敗北した。

8月13日、G1のジャック・ル・マロワ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。鞍上は2戦連続でD.ブフ騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気でレースに臨んだ。3着を確保した。

9月3日、G1のムーラン・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。鞍上は3戦連続でD.ブフ騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったRidgewood Pearlから3/4馬身差の2着となった。

10月1日、G2のロンポワン賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。鞍上は4戦連続でD.ブフ騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のPetit Poucetに2馬身の差をつけて悲願の重賞初制覇を果たした。

10月28日、G1のブリーダーズカップ・マイル（アメリカ合衆国・ベルモントパーク芝1609m）に出走。鞍上は5戦連続でD.ブフ騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番ゲートからスタート。0着に敗れた。

12月10日、G2の香港国際カップ（香港・シャティン芝1800m）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1996年）

5月11日、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月9日、G1の安田記念（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に敗れた。

8月3日、3歳G2のアスタルテ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（5戦2勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のZaranndaに3/4馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルをつかんだ。

8月15日、G1のジャック・ル・マロワ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月8日、G1のムーラン・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。9頭立てのレースに臨んだ。6着に敗れた。

10月6日、G2のロンポワン賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったAlhaarthから1馬身半差の2着に敗北した。

10月20日、G1のフォレ賞（フランス・ロンシャン芝1400m）に出走。鞍上は2戦連続でO.ペリエ騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。