アモルセンチュリア（1999年生、母メイデイアリー）

アモルセンチュリア（1999年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時7歳）と交配したメイデイアリーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のB-champs特別(一般C5ニ)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額3,150万円（6.3万×500口）で一口馬主が募集された。

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月24日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

8月4日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

10月12日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

11月30日、中6週で迎えた4戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

4歳（2003年）

4月15日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C6ホ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロホームズから2馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で迎えた6戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般C6ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイソエイマドンナに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた9戦目は、一般C6ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワバンカーに2馬身の差をつけて優勝

6月17日、連闘で迎えた10戦目は、河原國博&清美・還暦記念（上山ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のウインブラストに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月29日、中1週で迎えた11戦目は、7月5日正秋&麻衣子の結婚式晴れま賞（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、青葉城特別（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた13戦目は、R4記念（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた14戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（上山ダート1250m 小雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤシチからクビ差の2着に甘んじた。

8月31日、中1週で迎えた15戦目は、B-champs特別（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカマツサンシーに半馬身の差をつけて4勝目をマークした。

9月15日、中1週で迎えた16戦目は、庄内平野特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた17戦目は、ダートの鬼飯島努特別 last-lap杯（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（11戦4勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた18戦目は、和希誕生記念遊那君ブラザー・カップ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（12戦4勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた19戦目は、WEEKEND DREAM記念（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。