ニシノロージー（1998年生、母ローズオブヴァージニア）

ニシノロージー（1998年5月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時9歳）と交配したローズオブヴァージニアが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般C6ハ。

経歴

デビュー前

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

6月24日、デビュー戦はC.マンス騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた2戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた3戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

4歳（2002年）

4月16日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月23日、連闘で迎えた6戦目は、鈴木徹平騎手を鞍上に迎えて、一般C6ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C6ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクールマイニングから3/4馬身差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木徹平騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた9戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月1日、中1週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた11戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のロケットクィーンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた13戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。