トウジンサクセス（1995年生、母シクレノンサブリナ）

トウジンサクセス（1995年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時10歳）と交配したシクレノンサブリナが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方42戦11勝2着6回。主な勝ち鞍は1999年の持石特別(一般ハンデ)。

経歴

デビュー前

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

9月6日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は404kg。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

3歳（1998年）

1月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の’98ベストスパー特別（2）（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた6戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた7戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた8戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた9戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた10戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月28日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1999年）

1月4日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクヒリュウから2馬身差の2着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた13戦目は、一般（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーリーキッスからハナ差の2着に甘んじた。

1月17日、連闘で迎えた14戦目は、荒美年政騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のライカンスキーをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

3月22日、中8週で迎えた15戦目は、持石特別（益田ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で荒美年政騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月27日、連闘で迎えた16戦目は、一般（益田ダート1350m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で荒美年政騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジシリウスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月18日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で荒美年政騎手（3戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチルウインドパレスに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月24日、連闘で迎えた18戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で荒美年政騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアタゴウイングに1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

5月4日、中0週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で荒美年政騎手（5戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアタゴウイングに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月22日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で荒美年政騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で荒美年政騎手（7戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンターショットから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で荒美年政騎手（8戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターショットに半馬身の差をつけて優勝

6月20日、連闘で迎えた23戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で荒美年政騎手（9戦6勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスターカップに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月11日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で荒美年政騎手（10戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で荒美年政騎手（11戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のタイカンジョオーに2馬身の差をつけて制した。

8月8日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で荒美年政騎手（12戦8勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンターショットから1馬身半差の2着となった。

9月11日、中4週で迎えた27戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた28戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永尾正則騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は荒美年政騎手（13戦8勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒美年政騎手（14戦8勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアタゴウイングをハナ差制して勝利を手に入れた。

11月28日、連闘で迎えた32戦目は、自然薯特別（益田ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で荒美年政騎手（15戦9勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒美年政騎手（16戦9勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月19日、連闘で迎えた34戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒美年政騎手（17戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンターショットから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2000年）

1月2日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の初春特別（益田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒美年政騎手（18戦9勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月11日、中7週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 雨/良）に出走。鞍上は荒美年政騎手（19戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンニッシンに5馬身の差をつけて10勝目を達成した。

4月2日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の高島特別（益田ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒美年政騎手（20戦10勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月8日、連闘で迎えた39戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒美年政騎手（21戦10勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で荒美年政騎手（22戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた41戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒美年政騎手（23戦10勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた42戦目は、ハンデ戦の高島特別（益田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒美年政騎手（24戦10勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月20日、連闘で迎えた43戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた44戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は荒美年政騎手（25戦10勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた45戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒美年政騎手（26戦10勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月25日、中1週で迎えた46戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で荒美年政騎手（27戦10勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた47戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒美年政騎手（28戦10勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた48戦目は、ハンデ戦の高島特別（益田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒美年政騎手（29戦10勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンターショットから7馬身差の2着となった。

7月23日、連闘で迎えた49戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒美年政騎手（30戦10勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノシャルダンに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

8月6日、中1週で迎えた50戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で荒美年政騎手（31戦11勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた51戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で荒美年政騎手（32戦11勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。