バクシンポイント（2007年生、母レイドフラワー）

バクシンポイント（2007年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋点」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時18歳）と交配したレイドフラワーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

11月14日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は512kg。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシノハクリュウを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳500万下のポインセチア賞（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

3歳（2010年）

1月17日、中5週で迎えた3戦目は、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

3月13日、中7週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

4月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

5月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエーシンヴァーゴウに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。