ファンドリライナー（2000年生、母ファンドリモアー）

ファンドリライナー（2000年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋野球用語」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時15歳）と交配したファンドリモアーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は蠣崎牧場。戦績は、中央平地13戦0勝。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

9月8日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

12月15日、中6週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた6戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3歳（2003年）

6月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

7月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

8月3日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（6戦0勝）。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（7戦0勝）。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

10月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田竜二騎手（8戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。