レディアリエス（2018年生、母レディカリーナ）

レディアリエス（2018年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+本馬の誕生月の星座(おひつじ座)名」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時11歳）と交配したレディカリーナが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は幌村牧場。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月26日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、スウィープザボードに交わされて7馬身差の2着となった。

12月19日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2021年）

1月17日、中3週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

2月20日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したマダムシュシュを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月10日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るプレアヴィヒアを豪脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。

7月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で鮫島克駿騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

8月22日、中6週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克駿騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月17日、中7週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克駿騎手（5戦1勝）。17頭立ての3番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったルーツドールに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月21日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克駿騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2022年）

1月15日、中7週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克駿騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

2月27日、中5週で迎えた12戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月30日、中8週で迎えた13戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた15戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの柏崎特別（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

12月17日、中7週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5歳（2023年）

2月18日、中8週で迎えた17戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

2月26日、連闘で迎えた18戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

4月16日、中6週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2023年4月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月10日、中2週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた20戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、キズナ・プレミアム（門別ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定地方重賞のヒダカソウカップ（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた22戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、クチナシ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた23戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、雪印種苗BFMP特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた24戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた25戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、北海道富良野ホップ炭酸水特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた26戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた27戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、北海道馬主会日高馬主振興会特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた28戦目は、キンモクセイ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿岸潤一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

10月24日、中1週で迎えた29戦目は、がんばれ馬産地日高特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮内勇樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、ユーチャリス特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。