ペンタイア（1992年生、母Gull Nook）

ペンタイア（1992年4月12日）は、イギリスで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のBe My Guest（当時18歳）と交配したGull Nookが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外17戦8勝。1996年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(英・G1)に勝利した他、1995年のチャンピオンステークス(愛・G1)を制するなど、G1級競走2勝を含む重賞5勝を挙げた。

経歴

2歳（1994年）

6月24日、11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月7日、12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のOtterbourneに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月28日、2歳G2のリッチモンドステークス（イギリス・グッドウッド芝1207m）に出走。重賞競走への出走は初となった。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月27日、28頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3歳（1995年）

4月29日、8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシングスピールをクビ差制して初の重賞タイトルをゲットした。

5月11日、3歳戦のディーステークス（イギリス・チェスター芝2076m）に出走。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のSanooseaに1馬身1/4の差をつけて3勝目をマークした。

5月23日、6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のIstidaadを短アタマ差制して勝利を手中に収めた。

6月23日、3歳G2のキングエドワード7世ステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のClassic Clicheに2馬身半の差をつけて4連勝で2つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

7月22日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。G1級競走への出走は初となった。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったラムタラからクビ差の2着となった。

8月15日、4頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシングスピールを短アタマ差制して同レース4勝目を挙げた。

9月9日、G1のチャンピオンステークス（アイルランド・レパーズタウン芝2012m）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のFreedom Cryを短アタマ差制してG1ホースの称号をゲットした。

4歳（1996年）

3月27日、ドバイワールドカップ（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバダート2000m）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月6日、G1のエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2002m）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月27日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のClassic Clicheに1馬身3/4の差をつけて2つ目のG1タイトルをゲットした。

9月15日、G3のフォワ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったSwainから半馬身差の2着に敗れた。

10月6日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月24日、M.ヒルズ騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。