ラブリーモーション（2017年生、母ラブリーバローズ）

ラブリーモーション（2017年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「素敵な動き。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時8歳）と交配したラブリーバローズが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はヒダカフアーム。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上C3。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額700万円（3.5万×200口）で一口馬主が募集された。

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

3月28日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

6月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

8月15日、中7週で迎えた3戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

2020年8月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月25日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したトーレスデルパイネを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

11月12日、中6週で迎えた5戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2021年）

1月6日、中1週で迎えた8戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシェナオセロを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大山真吾騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したペイダートを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（10戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（11戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C3（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（13戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のロジキャロルに3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月16日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（14戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた29戦目は、デージー賞（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（15戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（16戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（17戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5歳（2022年）

1月20日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（18戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

2月23日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた34戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

3月5日、中0週で迎えた35戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、早春賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るザシャードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月27日、中2週で迎えた36戦目は、さなびっちさん来場記念（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。