ビッグパマ（2006年生、母スイートイノセント）

ビッグパマ（2006年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋パパとママから造語」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時11歳）と交配したスイートイノセントが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡野牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方8戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

8月31日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3歳（2009年）

7月11日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

8月2日、連闘で迎えた4戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた5戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネナイアードに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キングオーシャンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。