マルシゲニシキ（2002年生、母タシロプリティ）

マルシゲニシキ（2002年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋錦」。毛色は鹿毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時18歳）と交配したタシロプリティが11歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は坂東島繁藤。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

7月31日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

9月4日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

3歳（2005年）

1月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のノカイドウ特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

4月19日、中9週で迎えた5戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスビッグボーイに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月17日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったドゥルガーから1馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中4週で迎えた7戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタカトモジャンボをクビ差振り切って勝利をモノにする

7月10日、中2週で迎えた8戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トップフェアリーに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月3日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4歳（2006年）

1月8日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

3月5日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。