ミハラメダリスト（1996年生、母プリンセツロード）

ミハラメダリスト（1996年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイパレード（当時16歳）と交配したプリンセツロードが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）木田トレーニングセンター。戦績は、地方32戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木田トレーニングセンターから「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

鷹尾雄治厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1998年）

10月6日、デビュー戦は江下英昭騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は429kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレッドウイングを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月17日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月27日、中1週で迎えた6戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（1999年）

4月4日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート900m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジヨシセンプーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月20日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカオリオーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月2日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた10戦目は、宮岸由香騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた11戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月25日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月29日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（9戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のミツルセンプウをハナ差振り切って優勝

12月26日、中1週で迎えた17戦目は、埋橋浩樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミスタークニマツをハナ差振り切って3勝目を掴み取った。

4歳（2000年）

4月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた18戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイナリホマレを上がり0位の末脚で半馬身差し切って4勝目を奪取した。

4月18日、中1週で迎えた19戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた21戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた22戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は埋橋浩樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスタークニマツを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

6月12日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（14戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた24戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（15戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（16戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（17戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（18戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、セレステブルーにハナ差交わされて2着となった。

8月20日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は埋橋浩樹騎手（2戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月22日、中8週で迎えた29戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた30戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-3（高知ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた32戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。