グーリンマイル（2001年生、母シンセイエベレスト）

グーリンマイル（2001年3月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「グリーン（緑）から創造した造語＋マイル」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時8歳）と交配したシンセイエベレストが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）新生ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方22戦1勝2着3回。2003年のタヤスツヨシ賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新生ファームから「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、北海道馬主会によって210万円で落札された。

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

5月6日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジコから3/4馬身差の2着となった。

5月15日、連闘で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブラッドアピールに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月24日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンのタヤスツヨシ賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったソルティースイートから1馬身差の2着となった。

7月9日、中1週で迎えた4戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月16日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月25日、中9週で迎えた6戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のピラカンサ特別（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のローレル賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシクラメン特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

3歳（2004年）

4月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。14着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の中島公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のあいの里公園特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

7月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般D1-3（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークジュリアスからハナ差の2着に甘んじた。

7月28日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦のアルキバ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のスピカ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた17戦目は、Aibaうらら特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のベテルギウス特別（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた19戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマイヤ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた20戦目は、牝馬限定3歳戦の白樺特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた21戦目は、三石ファンクラブ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた22戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、三石ファンクラブ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月16日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般B12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。