コトブキパワフル（2002年生、母ホワイトプラン）

コトブキパワフル（2002年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時22歳）と交配したホワイトプランが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は協栄組合。戦績は、地方29戦3勝2着2回。2005年のキングで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、協栄組合から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

瀬戸口悟厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2004年）

8月27日、デビュー戦は安部幸夫騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた2戦目は、田中浩晃騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中浩晃騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上松瀬竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた6戦目は、2歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中浩晃騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中浩晃騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月24日、中5週で迎えた8戦目は、2歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた9戦目は、2歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

3歳（2005年）

1月6日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミサキマーベラスに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月27日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミツアキパンチを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って2勝目を手中に収めた。

1月30日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミノノグレースに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

2月15日、中1週で迎えた14戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦の梅見賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（7戦3勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウライシーザーから1馬身半差の2着となった。

3月24日、中3週で迎えた17戦目は、3歳オープンのキング（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（9戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月14日、中2週で迎えた18戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月8日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメモリーフロックにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月15日、連闘で迎えた23戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップキウイ賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた24戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月20日、中1週で迎えた25戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた26戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアトラスオオカブト特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた27戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた28戦目は、3歳戦の白露賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた29戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で清家義徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。