イナクイック（1989年生、母クイックガール）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

10月27日、デビュー戦は玉ノ井健志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた2戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた3戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

3歳（1992年）

1月19日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

2月9日、中2週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で玉ノ井健志騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

3月14日、中2週で迎えた7戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた8戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は玉ノ井健志騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月16日、連闘で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で玉ノ井健志騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で玉ノ井健志騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のクインモールをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月12日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で玉ノ井健志騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

9月5日、中7週で迎えた14戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

10月24日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は長峰一弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

12月20日、中7週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

4歳（1993年）

2月14日、中7週で迎えた17戦目は、柏崎正次騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏崎正次騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

5月2日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、5歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柏崎正次騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下の新発田特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は長峰一弘騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

8月21日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、宮田仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/重）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は長峰一弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下の土湯特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長峰一弘騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

5歳（1994年）

3月6日、約4か月半の休み明けで迎えた25戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた26戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。