ギヴイットアゴー（2021年生、母エールドクラージュ）

ギヴイットアゴー（2021年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「挑戦してみる。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時9歳）と交配したエールドクラージュが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はBlooming Farm。2023年の萩ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オークツリーファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、吉田勝利によって1,540万円で落札された。

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月29日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー札幌（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のオコタンペをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

10月28日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に終わった。

3歳（2024年）

2月3日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

3月17日、中5週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのフローラルウォーク賞（中京芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

12月7日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦1勝）。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では末脚が振るわず18着に終わった。

2024年12月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。