トゥルブレンツ（2020年生、母トラウム）

Turbulenz

2020.03.06

トゥルブレンツ（2020年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「乱流(独)。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノダイヤモンド（当時7歳）と交配したトラウムが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月24日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は416kg。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

3歳（2023年）

1月15日、中2週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

5月6日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

6月10日、中4週で迎えた4戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月8日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

8月6日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木大輔騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスコプルスに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月14日、中9週で迎えた7戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月26日、中5週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

12月28日、中4週で迎えた9戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

4歳（2024年）

3月2日、中8週で迎えた10戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

4月20日、中6週で迎えた11戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

8月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

9月1日、中1週で迎えた13戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。