グランドスマッシュ（1991年生、母カネツフアイア）

グランドスマッシュ（1991年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホープフリーオン（当時19歳）と交配したカネツフアイアが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沼田正一。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年のアラ系一般C。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

7月31日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

3歳（1994年）

4月9日、約7か月半の休養明けで迎えた4戦目は、アラ系4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月31日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた5戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったネオチョイスから5馬身差の2着となった。

4歳（1995年）

1月5日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマツケンイナズマに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

1月29日、中2週で迎えた7戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードアイから1馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた8戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のノゾミタイヨーに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3月3日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は中島洋三騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカネヤマカリブに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月21日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトボラーレに半馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

4月15日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島洋三騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のファイナルホーマをアタマ差制して5勝目をマークした。

5月13日、連闘で迎えた13戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島洋三騎手（6戦4勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた14戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島洋三騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で中島洋三騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中島洋三騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月25日、約5か月の休み明けで迎えた17戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1996年）

1月1日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（10戦4勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（11戦4勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリームタカラから半馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中島洋三騎手（13戦4勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島洋三騎手（14戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島洋三騎手（15戦4勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月13日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中島洋三騎手（16戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月26日、中5週で迎えた26戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2 C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた27戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月21日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から31kg戻して迎えた30戦目は、井手勇次騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2 C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1997年）

1月3日、中1週で迎えた31戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。