パイシャオピン（2022年生、母パイクーニャン）

Pai Shaobing

2022.03.10

パイシャオピン（2022年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+中国の焼餅」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時13歳）と交配したパイクーニャンが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山春牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月25日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月4日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るガラクを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

5月18日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したメモリアカフェを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

6月7日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

9月27日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出したが、5着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は横山武史騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタマモカンパネラをアタマ差振り切って2勝目を奪取した。