ブレイクザボーダー（2017年生、母レッドハート）

経歴

デビュー前

2歳のとき、グランデファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2020年）

2月2日、デビュー戦は佐藤友則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着を確保した。

2月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のサイモンルグランに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月20日、中3週で迎えた3戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

5月9日、中6週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

8月15日、中7週で迎えた7戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

4歳（2021年）

2月10日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春告鳥2200（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

3月17日、中4週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた9戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、春雷賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた10戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた11戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、鍾馗賞（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた12戦目は、葵月特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小杉亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。