アリマスペースワン（2003年生、母ピッコラミーア）

Arima Space One

2003.05.05

アリマスペースワン（2003年5月5日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋宇宙一」。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時9歳）と交配したピッコラミーアが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村中 一英。戦績は、中央平地7戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村中一英から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,260万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、有馬博文によって1,638万円で落札された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

6月19日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3歳（2006年）

1月21日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

2月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦のフォーチュネイトクロッカス特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林慎一郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

4月2日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月8日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着を確保した。

5月7日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。