ロッキーノホウセキ（2004年生、母アスペンスノー）

ロッキーノホウセキ（2004年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「コロラド州アスペンの愛称。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時15歳）と交配したアスペンスノーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2006年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額2,500万円（6.25万×400口）で一口馬主が募集された。

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月28日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のウルトラソウルをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（京都芝1400m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

11月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳500万下のあけび賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性のガッツでゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

12月9日、中1週で迎えた4戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

3歳（2007年）

4月21日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小牧太騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

11月4日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

4歳（2008年）

2月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに27kg増やして迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ如月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた8戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

5月8日、中5週で迎えた10戦目は、ファンシーサドル特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

7月10日、中8週で迎えた11戦目は、高野毅騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。