プリンスナシュア（2001年生、母シンファッション）

プリンスナシュア（2001年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王子＋有名馬（血統より）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブロッコ（当時10歳）と交配したシンファッションが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前谷武志。戦績は、中央平地3戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、マギーファームから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

10月26日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた2戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず18着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

3歳（2004年）

2月24日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップレモン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西原玲奈騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。