ニシノウマノスケ（2009年生、母テキスタイル）

ニシノウマノスケ（2009年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋上田馬之助より。髪が似ているから」。毛色は栗毛。種牡馬のデビッドジュニア（当時7歳）と交配したテキスタイルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の一般C3八。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月21日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

5月20日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

7月22日、中8週で迎えた4戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた5戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したブルーセブンを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウアリアケを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の新潟県畜産協会長賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したメイショウパーシーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月25日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B1（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したツクバコマチに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B7（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3八（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で藤田弘治騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のキモンサンライズをクビ差振り切って1番人気に応えた。

11月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で藤田弘治騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で藤田弘治騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したイモジョウチュウに半馬身届かず2着となった。

12月18日、中1週で迎えた15戦目は、3階食堂冬場外営業します杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で藤田弘治騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月20日、中4週で迎えた16戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、「本日IPAT全レース発売中!」とく戦（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた17戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、「本日IPAT全レース発売中!」とく戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた18戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月19日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、白山麓の民具特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月28日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた20戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（13戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。