イッツトゥルー（2018年生、母ベイビーイッツユー）

イッツトゥルー（2018年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「本当、真実」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時11歳）と交配したベイビーイッツユーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。主な勝ち鞍は2022年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

12月13日、デビュー戦は川又賢治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

3歳（2021年）

1月9日、中3週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は川又賢治騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

5月23日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

7月24日、中8週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた7戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2022年）

2月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロヘイローに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3350m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月29日、約6か月半の休み明けで迎えた12戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた13戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた14戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 小雨/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2023年1月15日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5歳（2023年）

4月24日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた15戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。