スマートシモーヌ（2013年生、母ティファイファイ）

スマートシモーヌ（2013年3月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋フランスの女性名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のドリームジャーニー（当時9歳）と交配したティファイファイが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は戸川牧場。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

9月12日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2016年）

3月19日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

4月30日、中5週で迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスペードクイーンをアタマ差振り切って未勝利戦を制した。

5月21日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

10月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた8戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鳥屋野特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

4歳（2017年）

5月20日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から36kg戻して迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦0勝）。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦1勝）。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月12日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。