ラブグラー（2016年生、母ラブグランデー）

ラブグラー（2016年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時11歳）と交配したラブグランデーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田修一。主な勝ち鞍は2019年の世界都市農業サミット開催記念賞(一般C2 ハンデ)。

経歴

デビュー前

渡辺薫彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

10月28日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

3歳（2019年）

3月17日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で三津谷隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

4月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で三津谷隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着を確保した。

5月4日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で三津谷隼人騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月29日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で三津谷隼人騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

10月14日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の世界都市農業サミット開催記念賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のピンクレイクに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2020年）

2月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

3月15日、中2週で迎えた10戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、春の楽天競馬賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた11戦目は、大木天翔騎手を鞍上に迎えて、千鳥ヶ淵賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた12戦目は、みどり賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大木天翔騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、涼暮月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい12着に敗れた。

12月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

5歳（2021年）

1月13日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた18戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したメガフロートに半馬身届かず2着となった。

2月10日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた20戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋利幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

8月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた23戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。