セントジュエール（1993年生、母サンエムチドリ）

Saint Jewel

1993.05.12

セントジュエール（1993年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時8歳）と交配したサンエムチドリが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原 武男。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

12月2日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線に入ると、前で粘るローズライナーを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3歳（1996年）

1月6日、中2週で迎えた3戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの紅梅賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田原成貴騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた5戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の飛梅賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の梅花賞（京都ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた7戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた8戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神芝1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

11月10日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の逢坂山特別（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4歳（1997年）

6月21日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月12日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 雨/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。